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【Transformice】Divineモード解剖

こんにちはお久しぶりです。

 

 

以前Spiritualについて紹介させていただいたのですが、やっと一つの記事にできそうだったので今回はTransformiceのシャーマンモードの一つであるDivineモードについていろいろと書き留めておこうと思います。

あくまで、個人的なやり方というのを書き記しているだけに過ぎないので参考程度に見ていただければと思います。

 

「Divineモードができるようになりたい」「もっとうまく構築できるようになりたい」

などお悩みの方は是非、最後まで読んで頂けると嬉しいです。

長々と失礼いたしました。前置きはさておき、では早速本題に参りましょう。

 

 

はじめに

 

 

・Divineモードとは?

ご存知の方も多いと思いますが、

まず初めに、「Divine(ディバイン)モード」とは何ぞや?

というところから軽く説明していこうと思います。

DivineモードとはTransformiceにおけるシャーマンモードの一つです。

通常モードで5000匹、ハードモードで2000匹のネズミをゴールさせることで解放されるモードとなります。通常モードから→ハードモードでは、赤ネイル(Bネイル)が使用できなくなるのに対し、ディバインモードでは赤ネイルと黄色ネイルCネイル両方が使えなくなり青ネイルVネイルのみ使用可能なモードになります。

 

【ディバインモードの変更】

 

 

 

難しそうに感じるかもしれませんが、基本的な理解としては、

「ビルドを固定するための支えが必要になる」というような理解だけで大丈夫です。

   

逆にこれを理解していないと、後々難しくなる原因になってしまいます。

オブジェクト一つ一つに重力が働くということを意識を忘れずに。

 

ディバインモードはビルドが複雑に見えがちですが、全てのオブジェクトに意味があります。

初心者の方はこんな風に見えているかもしれません。

(実際に僕もこんな風に見えていました)

何が何だかわからないですよね...

でも大丈夫です。一つ一つ紐解いていきましょう。

この記事を読み終わるころにはきっと、別の視界になっていると思いますよ。

 

Divine初心者によくありがちなのが、とにかくオブジェクトをたくさんつけてしまう。

というのがあります、見た目がごちゃごちゃしてしまいますが最初のうちは気にしなくても大丈夫です。色々つけてトライしてみましょう。そして、そこからなるべくシンプルな構築を最終目標としましょう。

↓【悪い例

     ↓         ↓         ↓

できるだけシンプルに!

 

そして初心者が陥りがちなミスとしてもう一つ、ビルドが急に爆発するということがあります。これは、3つのオブジェクトが重なり合ったときに発生します。

(←風船と箱と板が重なり合っている状態)

色々と付けすぎてしまい、大惨事にならないよう慎重に繋げましょう。

 

 

さて以上を踏まえ、一つづつ段階を踏んでいきましょう。

それぞれSTEPごとに学習用のMAPがありますので、

是非そちらも活用していただければなと思います。

 

STEP 1 足場を作る(基礎編)

最初は難しいと思うのでまずは基礎的なバニラマップなどでの上方向へのアプローチから始めて行きましょう。

ここで足場と足場を支えるオブジェクトの関係がつかみやすくなると思います。

フラットな地形で組むことからここではグラウンドベースと呼ばせていただきます。

アンビルをベースとして使うシンプルなものです。

 

練習用MAPコード【@7818812】

※黄色エリアのお手本と同じように緑エリアに作ってみましょう。

 

最もベーシックな構築ですが、足場とアンビルの距離が近いため倒れやすいです。

強度を強めたい場合はアンビルを足します。

 



 

この場合はあまり力が加わりすぎると奥の箱が倒れます

 

 

STEP 2 ベース

続いては、Divineモードの基本であるベースの構築方法です。

ビルドを強固に固定するためのオブジェクトらをベースと呼びます。

Divineモードではここが一番大切な部分になり、ビルドのとも言えます。

木で例えると根っこの部分。しっかりとしたベースを組むことが出来れば80%は完成といえるほどに重要な部分です。

なのでビルドに取り組む際はそのMAPに合った最適なベースを探すのが大切です。

 

これにはいくつかの種類がありますのでそれぞれ解説していきます。

 

練習用MAPコード【@7819013】

 

①. Hベース

H型をしている最も基本的なベースです。

板をH型に組み空いているスペースをオブジェクトで詰めて作ります。

端と端が切れている四角型のマップオブジェクトで固定することが出来るので

汎用性がとても高いです。

 

地面が長い場合は距離を広げて間をオブジェクトで詰めます。

 

どんな長さでもこのように構築可能です。

このベースの弱点としては上方向に弱く、極端に幅が短かったり、過度な重力がビルド先端にかかってしまうと外れることもあります。特に下に長さのない地面に固定するときは注意が必要です。

 

より強固なベースにしたいときはこのように地形に沿うように組むと強度が上がりますが、基本的にここまですることは滅多にないです。

 

【Hベースを使用したビルド例】

 

 

②.Nベース

NベースはNのような形をしていることからNベースと呼ばれています、真ん中に三角形が出来るのも特徴です。

このように壁と壁もしくは、四角型の地形かつ逆側に壁のある穴のような地形に適したベースです。

 

壁側にぶら下がる一本は最悪つけなくても3本で固定することが出来ますが、

こういった力が加わるとビルドが浮き上がるので、足場をつなげるときは壁側から繋げるといいと思います。

 

【Nベースを使用したビルド例】

 

 

③.πベース

π(パイ)ベースです。こちらも形からπベースと呼ばれています。

基本的にはセンターの斜めの板も付け加えてワンセットと覚えるのが良いです。

画像のように穴の開いたような地形で有効です。

 

【πベースを使用したビルド例】

 

④.Vベース

Vベースと言いますが逆Vの字です。反重力では文字通りVの字になります。

文字通りのVベースもありますがそちらは上級者向けのマップで使われることが多いです。

こちらはひし形のような地形で役立つベースなのですが、作り方が特殊なので難しく感じるかもしれません状況に応じて使って行きましょう。

作り方は3種類あります

 

1.

先端に板を立て、その後もう一方の板を上部で接続します。

 

2.


ルーンで板を片側に固定し、逆側に板を取り付けその後ルーンを取り除きます。

 

3.

真ん中を倒したい方向に少しずらして真横に板を召喚した後、それを捕まえるようにもう一方の板を召喚します。

 

【Vベースを使用したビルド例】

 

⑤. 地形ベース

地形ベースは少ないオブジェクトで構築でき、ベースの中でも一番強固なベースです。

地形の形や隙間を利用して固定させます。そのため、

基本的にはこの地形ベースを作れる箇所を最初に探すのがオススメです。

 

色んなパターンがあるので見ていきましょう。

 

 

このように場所によっては板一本、箱一個でベースの役割を担うことが出来るようなMAPも存在します。マップ自体がベースになるようなイメージです。


時にはベースを作りやすいよう工夫したりしてみると幅が広がりますよ。

 

一つ注意点として、隙間を利用して作る場合このように設置してしまうと、重力がかかった時に上のオブジェクトがずれてしまい事故につながりますので気を付けましょう。

↑(横の板が持ち上がる)        ↑(箱が回転する)

【地形ベースを使用したビルド例】



⑥.風船ベース

 

バルーンベースと呼ばれているものです。

風船で地形を挟み込んだり、Vの字に引っ掛けるようにして組みます。

 

特にこのようなMAPでは非常に有効です。


また、幅広いビルドが可能になりこれを使いこなすことが出来れば怖いものは無くなるといっても過言ではないですが、それ故にベースの中では扱いが一番難しいです。

 

風船と風船の間の空間が空きすぎたり、詰めすぎたりしてしまうとビルドが崩壊する原因となります。間隔をうまく調整するのがポイントです。

 

⑦.特殊なベース

以上が基本的なベースの種類となりますが、中にはユニークなベースも存在します。

難易度も高めのベースなので初心者の方はこちらは飛ばしてもらって大丈夫です。

 

グリッチベース

ForceやMonoベースとも呼ばれています。

地形をオブジェクトで貫通させるように挟み込みこんで作る手法です。

名前の通りバグ技のような方法なので高確率でビルドが荒ぶるためオススメできません

(ビルド例 : 細い地形などで有効)

シャーマンベース

シャーマン自身がベースの一部となることを強いられるMAPなどで使われるベースになります。ビルド召喚時のラグに注意しないとすり抜けて崩壊してしまう恐れもあり、かなり上級者向けといえるでしょう。

 

道中でシャーマンを支点にする場合、このようにそのまま召喚してしまうとラグでシャーマンをすり抜け、ビルドが崩壊してしまう恐れがありますので、ある程度余裕を持たせて召喚するか上にオブジェクトを置いておくことで多少の対策にはなります。

 

風船とアンビル

こちらはベースというよりかはテクニックになりますが。一応ベースとして利用できるケースもあるためご紹介します。
風船にアンビルを取り付けるだけのシンプルなものですが、これにより浮力と重力のバランスがほぼ等しくなり宙に浮き続けます。

何もない空間でさえビルドを作っていくことも出来ますが、扱いが非常に難しいです。

 

(ビルド例)

 

 

 

STEP 3 足場を作る(左右上方向)

ベースが出来たらそこから枝を生やしていくように、足場をつないでいきましょう。

まずは左右と上方向への構築方法から見ていきましょう。

 

一番基本的な1板1箱を使った横へのアプローチ

箱の部分は一応他のオブジェクトでも代用可能ですが、重力オーバーですり抜けが発生するので大きい箱か長い板が安泰です。

(足場が少しだけ斜め上に上がるため、接続点を箱は下側に、板は上側に付けるようにすると水平に近くなります。)

 

上への方向転換

上へ傾斜を付けたいときに使われる方法

接続点が箱に近いほど急になります。

 

別パターン①

別パターン② (内側に挟み込めるオブジェクトがあれば有効)

 

板を使った接続方法

こちらは上級者向けです。前方の板に重力がかかると、てこの原理で中央が浮き上がる場合が多いためケアが必要になります。

上から支点を増やせる場合に有効な方法です。

上からも板を使って押さえつけたり、

箱を使用したりして固定し、上方向への力をブロックします。

 

これらを使い分け自由に上方向へ繋げてみましょう。

※足場を伸ばす時の注意点として、耐えられる重量のギリギリがだいたい長板3本と箱3つ分になるので注意してください。

それ以上伸ばす場合は、途中で他の支点を増やして強度を上げてやる必要があります。

 

 

STEP 4 足場を作る(下方向)

何故下方向だけ別なの?と疑問が浮かぶかもしれませんが、下方向へのアプローチは少し難しくなります。重力が働いているためビルドが落ちないように意識して作る必要があるからです。

 

基本的な下への繋げ方

応用

横方向への構築と同じパターンですが下の支えを少し下げています。

壁パターン①

壁パターン②

 

下方向への構築ではデッドゾーンが下にあることもあり、重量を意識しつつ細かな微調整や、ある程度先読みして構築することが求められたりするためやや難易度が高くなります。

このように上にグラウンドがあり、ギリギリで通さないといけない部分などは、Divineモードの構築ではある程度の隙間であればオブジェクトを使って通路のスペースを確保することが出来ますので、接地する勢いで作ってしまっても大丈夫です。

 

水中マップでは足場を上下両方から支える支柱が必要になります。

 

基本的なHベースからの接続方法

以上を元に、まずは基本的なHベースからの接続方法をご紹介します。

 

Hベースから横方向

Hベースから上方向

Hベースから下方向

Hベースから切り返し

 

STEP 5 テクニック

基本的な繋げ方を紹介してきましたが、Divineモードでは多くのテクニックが存在していて、ビルドの幅を大きく広げることが可能です。たくさんありますが一つづつ身につけていきましょう。

 

副木

先程も少し出ていましたが、こちらは2本の板と板をつなぎ合わせ一本の長い板を

作ったり、要所にストッパーとしてビルドに組み込む際に使われるテクニックです。

下方向にも支えを入れることで完全な一本の長い板になります。

 

(長さを作り右側の板を固定させている)

 

オブジェクトプッシュ

スピリチュアルでも出てきたオブジェクトプッシュです。

こちらはビルドを押し下げ空間を確保したいときや、細かな微調整に使用します。

空間を確保できればどんな方法でも良いですが、板を使って行うのが安全です。

 

グラップル

グラウンドに近い足場を更に固定したり、支点を増やすときに使用します。

ビルドを安定させる効果があります。

いくつかの種類がありますが状況によって使い分けましょう。

パターン①

パターン②

パターン③

パターン④

 

支点を追加

 

風船を使用したグラップルテクニック

(オブジェクトプッシュ併用)

 

持ち上げ

先程も紹介した上への方向転換の応用です。

主に下方向へ向かっている足場を上方向へ転換させる場合に使用します。

↑2本の板が重なり合っている時に使用可能

 

 

反発力を利用した持ち上げ

箱と板のとり付ける位置によって角度が変わります。

後ろにオブジェクトがある場合、無理やり召喚することで反発力が生まれ、ビルドを持ち上げる事が出来るテクニックです。こちらはグラウンドからですが、様々な場所に応用できます。

 

切り返し

これまでの応用になります。

ビルドを途中で切り返すときに使われます。

パターンは無数にあるので状況に応じて。

 

ビルドの修正方法

ラグや意図しない動きによりビルドが重なってしまったり、思うような位置に設置できないことがあります。こういった場合の対処方法を身に着けておくと、ある程度リカバリーすることが可能です。

キャノンで打ち上げたり、

            

オブジェクトを使って抜きます。

             

 

これらを回避するために少し余裕を持たせて召喚すると良いでしょう。

 

またこの他にも、これを利用して間に間違えて召喚してしまったオブジェクトも取り除くことが可能になります。

 

トランポリン

回転ネイルを使用して疑似的なバネを作ることが来ます。

使い道はほとんどなく、楽しい以外のメリットがありませんが、一部のMAPでは役に立つことがあるかもしれません。

とても強力な土台と固定しておけるだけのオブジェクトが必要になります。

 

特殊な固定方法

箱の間に板を差し込むことでできる特殊な固定テクニックです

 

 

オールプランク

Divineモードに慣れてくると全てのオブジェクトを板のみで構築するオールプランクと呼ばれる構築方法があります。

これについては紹介しようか迷いましたが、テクニックというよりも縛りプレイのようなものです。

(板のみで作られたHベースとビルド全体図)

 

以上、Divineモードで使える様々なテクニックの紹介でした。

(他にもあれば随時追加していきます。)

 

さて、基本的なテクニックは以上で終了となりますが、最後にもう一度最初の方で紹介したビルドを見てみましょう。

このように、部分部分で色々なパターンが応用されているのが分かると思います。

全てのオブジェクトに意味があるビルドが理想的なビルドと言えるでしょう。

こちらのビルドでは最初にNベースを作り、先に巣穴までの足場を作り固定してから最後にチーズに架かる橋をかけました。(チーズを持ったネズミ達の重力で足場が崩れないようにするため)
全てのネズミがシャーマンに協力してくれるとは限らないので、慣れてきたら作っていく順番にも気を配ってみると良いでしょう。

 


最後に

 

ここまでお付き合いいただきありがとうございました。

以上、Transformice Divineモードの紹介でした。

Divineモードは青ネイルのみの構築ですが、とても奥深く楽しいゲームモードです。

ビルドはプレイヤーによって多種多様でこれが正解というものはありません。

是非自分だけのオリジナルビルドを追及してみてはいかがでしょうか。

Youtubeの方に実際のプレイ動画を上げておりますので、そちらも良かったら見てみてくださいね。

youtube.com

 

そして、シャーマンをもっと知りたい!という方には

以前紹介させていただいた、

nonomohe.hatenablog.com

こちらの記事もおススメです。

 

ではまたお会いしましょう。

 

(ネズミちゃん描いてみました!)